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 ごあいさつ

 会長あいさつ

 前会長が定年を間近に控えたある日、一人でサクソフォンを買い求め練習を始めていました。それを知った職場の元同僚が高校時代の同級生に、アンサンブルをしようと声を掛け、毎月一回集まって練習することになりました。最初は4人から始まり、その後徐々にメンバーも増えていきました。殆どのメンバーが未経験者という事もあり、サクソフォンを吹く事、一緒に合わせる事を楽しみに定期的に練習を重ねています。
 まず、自分たちが楽しむこと、そしてそれを聴いてくださる方々と楽しさを分かちあいたい。そんな気持ちで活動しています。一人で吹いてないで、一緒に吹きませんか。
 

 なぜ、さる(猿)?

 2004年7月10日、最初に集った全員が申年生まれという事で、「アンサンブル」をもじり「アンさるブル」という名称となりました。発足から数年、申年以外の会員も増え、団体名を、もっとスマートなネーミングにしようという声が上がり、当時の会員の中で検討されたが、結局全会一致で「アンさるブル」を団体名として継続する事に決まりました。
 

 定年後も演奏を!

結成から約1年後の2005年6月25日、第1回の演奏会を開催しました。この時、賛助出演した団員の父親が、車椅子でステージに上がりハーモニカの演奏を披露しました。演奏後さっと立って退場するというお笑いの受けねらいではありましたが、この姿に実はこの団のコンセプトが隠されています。それは、幾つになっても音楽を純粋に楽しもうという姿勢であり、年を取り車椅子のお世話になったとしても音楽は楽しめる。という姿を見てもらおうというものです。メンバーの殆どが定年となり、その後も長続きする会として、無理をせず、月2回程度の練習と2年位に1回の演奏会を基本としています。決して他人に聴かせるための演奏会ではなく、年を取っても音楽を楽しめる姿を、そしてこんな楽しみ方があるという姿を見ていただくため、現在、小手指公民館分館文化祭に参加しています。

 ラージアンサンブル

一人で吹くより皆で楽しもうという考えから始まった《アンさるブル》。サクソフォンを初めて吹く人、始めて間もない人、暫くブランクのある経験者などが共にアンサンブルを楽しむことをねらいとしています。
 4人編成のサクソフォン・カルテットや、さまざまな楽器による吹奏楽とも異なる、独特の響きのサクソフォン・ラージ・アンサンブル(大編成のサクソフォン合奏)として、和気あいあいと活動を続けています。